【憲法解散も!?】維新が自民にエールを送る憲法改正の現状とは

AI要約

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年6月7日に公開された動画のテーマは「憲法解散の可能性」。

選挙ドットコムちゃんねるへの出演が9か月ぶり、最多の3回目となる日本維新の会・馬場伸幸代表をお迎えします。

馬場代表は1965年1月生まれ。MC今野氏とは10歳違いとのことです。

高校卒業後に予備校入学に失敗するという希有な経験を経たというエピソードを挟みつつ、半生をご紹介いただきました。

維新・馬場代表の憲法改正に関する考え、および国会での憲法議論が進まない理由に関する具体的な内容が解説されています。

【憲法解散も!?】維新が自民にエールを送る憲法改正の現状とは

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2024年6月7日に公開された動画のテーマは「憲法解散の可能性」。

選挙ドットコムちゃんねるへの出演が9か月ぶり、最多の3回目となる日本維新の会・馬場伸幸代表をお迎えします。朝日新聞政治部記者の今野忍氏が、憲法改正の是非を問う衆院解散への維新の考えを掘り下げます!

【このトピックのポイント】

・維新・馬場代表「憲法改正の審議が進まない理由は2つ」

・憲法審査会「中山方式」の神髄とは

・馬場代表、憲法解散にエール?「憲法は必ず組んでやります」

馬場氏のプロフィールは以下の通りです。

馬場代表は1965年1月生まれ。MC今野氏とは10歳違いとのことです。

高校卒業後に予備校入学に失敗するという希有な経験を経たというエピソードを挟みつつ、半生をご紹介いただきました。

馬場氏が堺市議から国政に転じたきっかけは、もちろん大阪維新の会への参加です。

当時、自民党に所属していた馬場氏に惚れ込んだ松井一郎氏から、ミナミの寿司屋の個室などで熱心に大阪維新の会への参加を呼びかけられたことが転機となったというエピソードを語りました。

今回馬場さんに聞きたいこととして用意したのは次の4つです。

政治資金規正法の改正案は6月6日、自公+維新の賛成で衆議院を通過しました。

自公維がまとまれば、憲法改正を発議できる条件となる、衆議院での3分の2が確保できています。岸田総理は自らの総裁任期までに憲法改正をやると、本会議場でも予算委員会でも何回も発言していますが……。

MC今野忍「憲法改正が何で進まないのか、国民は不思議に思っている。今回の自公維の枠組みで憲法改正の発議ができてしまう。このへんはどうお考えでしょうか」

馬場代表は「(岸田総理は)現場の感覚と違うんやね」と2つの理由を示します。

ひとつは立憲民主党が党内で憲法改正する項目を絞り込めないことから、憲法審査会での議論を前に進めさせないこと。馬場氏は「左から右までウイングが大きすぎるんやね」と語ります。

MC今野「立憲民主党のせいで進まない。これがひとつめの理由ですね」

馬場氏「そこまで言ってないよ」

馬場氏は、「自民党側にも責任がある」と指摘し、国会のスケジュールを解説し始めます。

1月に国会が始まります。

もっとも重要なのが予算。3月末までに予算を成立させないと、4月からの予算が動かせません。

1月から3月末までは予算が最優先されるため、憲法審査会は動かせません。

3月末になり、新年度に入ると、「ぼちぼちと」憲法審査会の動きが復活します。ところが今度は重要法案の審議が始まります。

閣法は政府の出す法律です。憲法審査会をどんどん進めようとすると、閣法を理由に「立憲主義を掲げる人たちが審議を止めてしまう」ので、自民党は憲法議論を前に進められないのだ、と馬場氏は説明します。