「中国人と日本人のハーフ」称する女性にSNSでロマンス詐欺、77歳男性が1億円だまし取られる

AI要約

千葉県警松戸署によると、松戸市の男性(77)がSNS上のロマンス詐欺に遭い、現金約1億円をだまし取られた。

男性は偽の女性から投資案件を勧められ、FX取引の名目で13口座に複数回に分けて現金を振り込んだ。

犯人は偽のキャリアや叔父の存在を装い、被害者をだまして1億円を騙し取った。

 千葉県警松戸署は12日、同県松戸市の男性(77)がSNS上のロマンス詐欺に遭い、現金約1億円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、男性は2月、「中国人と日本人のハーフ」だと称する女性とSNSで連絡を取り合い、親近感を抱くようになった。その後、女性から「叔父は大学の教授で、30年以上の経済学のキャリアを持っています」などのメッセージを受けて投資を勧められた。指示に従い、FX取引用だとするアプリをダウンロードしたという。

 さらに、「カスタマーサービス」や「女性の叔父」を名乗る人物から投資の勧誘を受けるなどした。FX取引の名目で5月までに複数回に分け、現金計約1億円を指定された13口座に振り込んだ。