ムヒこども鎮痛薬15万箱を自主回収 小袋に穴、「健康被害なし」
医薬品製造の「池田模範堂」が解熱鎮痛薬の自主回収を発表。穴があいた小袋による薬の変色の可能性を懸念し、健康被害はないとしている。
自主回収対象は2025年5~12月の使用期限の製品で、富山県内で製造され全国販売。変色がある場合は服用を控えるよう呼びかけている。
問い合わせはフリーダイヤル0120・643・061か同社ウェブサイトから可能。健康被害の報告はないとしている。
医薬品製造の「池田模範堂」(富山県上市町)は12日、解熱鎮痛薬「ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(かりゅう)」15万1220箱を自主回収すると発表した。小袋に穴があき、薬が変色する可能性があるという。同社は健康被害の恐れはないとしている。
箱の底面に記載されている使用期限が2025年5~12月の製品が対象。富山県内の工場で製造され、全国で販売。購入者からの指摘で分かったという。同社は、変色がある場合は服用を控えるよう求めている。健康被害の報告はないという。
問い合わせはフリーダイヤル0120・643・061。平日の午前9時から午後5時まで受け付ける。同社ウェブサイトからも手続きできる。(前多健吾)