伊藤惇夫氏「今回小池さんにチャレンジャーが現れた」都知事選”見どころ”に言及

AI要約

政治ジャーナリストの伊藤惇夫氏がTBS系「ゴゴスマ」に生出演し、小池百合子東京都知事の都知事選出馬表明についてコメントした。

伊藤氏は都知事選を地上戦と空中戦に分け、有権者に政策を吟味するよう呼びかけた。

自民党東京都連が候補を出さず、小池氏支持に回ったことや今回の選挙の見どころについても触れられた。

伊藤惇夫氏「今回小池さんにチャレンジャーが現れた」都知事選”見どころ”に言及

 政治ジャーナリストの伊藤惇夫氏が12日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。小池百合子東京都知事が都議会本会議の最終日となるこの日、都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬表明したことについて「予想どおり。メッセージの発信力が高い。これからライバルになるであろう人が何人かいる。蓮舫さんは鋭い切り口ですが、小池さんはホワッと発信している」などと語った。

 都知事選は広大な有権者と地域での選挙戦。伊藤氏は地上戦と空中戦と評した。「地道に1票1票稼ぐ地上戦と、イメージ選挙とかパフォーマンス選挙というべき空中戦。都知事選は空中戦のイメージは強い。選挙公約が実現できるかが有権者は分かる。じっくり政策を吟味してほしい」と注文した。有権者には無党派層も多い。「結果を左右する」と予測した。

 今回候補を擁立しなかった自民党東京都連は、小池氏支持に回った。「候補者を立てずに不戦敗は政権与党としてみっともない。表に出たくない。前に出ないで応援しよう、と」と立ち位置について解説した。

 最後に伊藤氏は今回の都知事選について「小池さんが初めて立候補した時は自民党都連に立ち向かうジャンヌ・ダルクだった。今回小池さんにチャレンジャーが現れた。それが見どころ」と話していた。