大阪市営住宅で80歳女性死亡 88歳夫「タオルで首絞めた」

AI要約

大阪市平野区の市営住宅で高齢夫婦の事件が発生。妻が死亡し、夫が自らの首に切り傷を負った。夫はタオルで妻を絞めたと供述。

夫婦は2人暮らしで、息子が発見した後に娘が警察に通報。妻はデイサービスに通っており、近所の人たちから心配されていた。

平和な住宅地での事件に驚きと悲しみが広がっており、詳しい経緯が調査されている。

 12日午前7時5分ごろ、大阪市平野区の市営住宅14階一室で高齢女性が死亡しているのが見つかった。平野署によると女性はこの部屋に住む山本ヨシ子さん(80)で、同居する夫(88)も首などに切り傷があり病院に搬送された。夫は「タオルで妻の首を絞めた」と話しており、署は殺人事件とみて詳しい状況を調べる。

 署によると、山本さんは夫と2人暮らし。12日朝、山本さんの自宅を訪れた息子が2人を発見し、息子から連絡を受けた娘が110番した。

 市営住宅に住む50代女性は、山本さんが娘に連れられ車いすでデイサービスに通う姿を見たという。「最近見かけなかったので心配していた」と話した。