「裸足の子を歩かせるわけにはいかない」路上で泣き顔の4歳女児を保護したのは最速147キロのプロ志望投手

AI要約

18歳の大学生が4歳の女の子を保護し感謝状を受ける

女の子は裸足で路上を歩いており、両親が寝ている間に家を出た

大学生は偶然散歩中に出会い、20分の間女の子を抱っこして交番まで歩いた

「裸足の子を歩かせるわけにはいかない」路上で泣き顔の4歳女児を保護したのは最速147キロのプロ志望投手

未明、ひとり、泣き顔の女の子は靴も履いていませんでした。

4歳女の子

「パパとママに会いたい」

きょう、警察署から感謝状が贈られた大学生の辻口輝さん(18)。先月、埼玉県八潮市で、路上にひとりでいた4歳の女の子を保護。時刻は午前4時半ごろでした。

辻口輝さん

「まさかって感じで」

身長は大谷翔平と同じ193センチ。プロ志望の大学生ピッチャーで、普段は茨城県で寮生活です。この日は、たまたま埼玉県の実家に帰省していて、日課でもなく、たまたま散歩をしていました。

辻口輝さん

「ほんと、たまたまです。寮のベッドに慣れているので、家のベッドではなかなか寝られなくて。起きて暇だったので散歩していた」

マウンドからホームベースの距離よりも少し遠い、20メートルほど前方から女の子は走ってきたといいます。

辻口輝さん

「ほんと半泣きだったので、もうヤバイと思って、(雨に濡れないよう)自分の着ていたパーカーを着せて」

「裸足の子を歩かせるわけにはいかない」と、交番まで20分あまり、女の子を抱っこして歩いたといいます。

記者

「交番に到着した辻口さんは、こちらの電話で警察官を呼び、女の子を引き渡したといいます」

警察によると、女の子は両親が寝ている間に鍵を開け、家を出てしまったとのこと。

辻口輝さん

「(Q.笑顔は見られた?)見られましたね、最後。(別れ際に)『またね』と言ってハイタッチしました」