自民党の松山政司・参院幹事長、地方から出ている首相退陣論に「総裁への批判は当然だ」

AI要約

自民党の松山政司・参院幹事長は、党内の政治資金規正法違反事件への対応に関連し、岸田首相の退陣論が地方組織から出ていることを認めた。

浜田靖一国会対策委員長も、自民党のガバナンスやトップの責任に言及し、党のあり方とトップの責任の重要性を強調した。

　自民党の松山政司・参院幹事長は１０日、党派閥の政治資金規正法違反事件などへの対応を巡り、地方組織から岸田首相（党総裁）の退陣論が出ていることについて、「様々な批判が党にはある。最高責任者である総裁への批判になってくるのは当然だ」と述べた。奈良市で開かれた政治刷新のための車座対話に参加後、記者団に語った。

　また、同党の浜田靖一国会対策委員長は９日、新潟県長岡市内で講演し、「自民党のガバナンスのありよう、トップの責任の取り方が試されている」と話した。