民家のクローゼットから赤ちゃんの遺体見つかる 千葉

AI要約

千葉県市川市で生まれたばかりの女の赤ちゃんが遺体として発見された。

赤ちゃんは20代の娘の部屋のクローゼットから見つかり、警察は娘に詳細を調査している。

母親が遺体を見つけた後、警察に通報が遅れてしまったという事情が明らかになっている。

民家のクローゼットから赤ちゃんの遺体見つかる 千葉

8日午前11時20分ごろ、千葉県市川市曽谷の住宅で、生まれたばかりとみられる女の子の赤ちゃんの遺体を、住民の女性が見つけた。午後0時45分ごろ、119番通報を受け、駆け付けた市川市消防局の救急隊員が赤ちゃんの死亡を確認した。

消防局によると、赤ちゃんの遺体は女性の20代の娘の部屋のクローゼットにあったキャリーケースから、タオルに包まれた状態で見つかった。

千葉県警市川署や同消防局によると、民家は女性と夫、娘の3人暮らし。娘は女性と夫が不在だった今月3日ごろから外出して以来、帰宅していない。外出後、数日間はメールなどで連絡が取れていたが、現在は音信不通だという。

市川署は娘が何らかの事情を知っているものとみて詳しく調べる。

娘の母親とされる女性は女児の遺体を最初に見つけ、1時間以上経過した後、警察と消防に通報していた。

女性は同署に対し、「遺体を見つけ、驚き、どうしてよいか分からず、近くに住む親戚らと連絡を取り、今後の対応を話をするなどしていたため、通報が遅れてしまった」と話したという。