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天皇ご一家、タケノコ掘りにサイクリング ご静養中の写真公開
宮内庁は6日、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが御料牧場で静養された際の様子を公開した。
ご一家は自転車で牧場内を回ったり、馬や牛と触れ合ったりしてリラックスした時間を過ごした。
牧場での様々な活動や植物の収穫、陛下が撮影した写真など、楽しい日々が紹介された。
宮内庁は6日、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが5月2~7日に御料牧場(栃木県高根沢町、芳賀町)で静養された際の写真を公開した。馬や牛と触れ合い、タケノコ掘りを楽しむなど、リラックスしたひとときを過ごした。
宮内庁によると、ご一家はヘルメットをかぶって自転車で牧場内を回り、雨の日は皇后雅子さまが運転する「カローラⅡ」で移動した。助手席には天皇陛下が座った。
ほぼ毎日、厩舎(きゅうしゃ)を訪ね、馬にニンジンを与えたり、名前を呼んだりして可愛がった。牛舎では昨年に愛子さまが「レインボー」と名付けた牛と再会。鶏舎や羊舎、豚舎にも足を運んだ。
牧場では多くの野菜が栽培されており、トマト、ミニトマト、アスパラガス、キャベツ、レタス、サニーレタスなどを収穫。職員と一緒にタケノコ掘りも楽しんだ。
陛下は自身のカメラで雅子さまや愛子さまを頻繁に撮影していたという。公開された写真の中には、陛下が撮影したものも含まれている。
牧場は鳥インフルエンザや豚熱など家畜の伝染病の防疫体制を強化しており、ご一家は動物に接する際に防護服などを着用した。動物の飼育や野菜の栽培に携わる職員たちに、ねぎらいや感謝の言葉を伝えたという。【山田奈緒】