両陛下の愛猫を公開 宮内庁

AI要約

宮内庁は皇后雅子さまが春の園遊会で招待者に披露した飼い猫の写真を公開した。

写真には愛猫家の横尾忠則さんとの懇談や、愛子さまが撮影した猫の姿が収められている。

記事では愛猫の「みー」と「セブン」の飼育経緯や母猫のエピソードも紹介されている。

両陛下の愛猫を公開 宮内庁

 宮内庁は6日、4月に開かれた春の園遊会で、皇后雅子さまが招待者に披露した飼い猫の写真を公開した。「猫談議」で盛り上がる姿が話題となっていた。

 公開したのは、招待者の一人で愛猫家としても知られる現代美術家の横尾忠則さんと天皇皇后両陛下が懇談した際に、皇后さまが示した飼い猫の写真。宮内庁によると、両陛下は現在2匹飼っており、いずれも日本ネコのキジトラのオスで「みー」と「セブン」。「みー」の写真は両陛下の長女愛子さまが撮影したという。

 みーは2010年5月、当時ご一家が住んでいた赤坂御用地で保護したという。学習院初等科の3年生だった愛子さまがえさをあげて世話をする様子を両陛下が撮影したものも、公開された写真に含まれる。

 ほかに母猫と3匹の子猫がいたが、子猫は愛子さまの友だちに譲渡したという。母猫は人間になついていたことから「人間」と名付け、16年5月末に死ぬまで家族の一員として過ごした。

 「セブン」は16年9月からご一家に飼育されている。東京都千代田区で保護され、譲り受けたという。(力丸祥子)