早稲田大学 4年間にわたって約35万人分の個人情報が閲覧可能な状態に

AI要約

早稲田大学の学内のイントラネットで、4年間にわたっておよそ35万人分の在学生や卒業生ら大学関係者の氏名とメールアドレスの一覧が閲覧できる状態で掲載されていたことがわかりました。

大学が調べたところ、2020年4月にIDを管理するシステムが変更され、その際に氏名とメールアドレスの一覧が表示されるよう変更されたため、閲覧できる状態になっていたということです。

大学側は今回の指摘があるまで気づかず、2020年4月から設定を変更した先月9日までの4年間にわたって、およそ35万人分の在学生や卒業生ら大学関係者の氏名やメールアドレスが閲覧可能な状態が続いていたということです。

早稲田大学 4年間にわたって約35万人分の個人情報が閲覧可能な状態に

早稲田大学の学内のイントラネットで、4年間にわたっておよそ35万人分の在学生や卒業生ら大学関係者の氏名とメールアドレスの一覧が閲覧できる状態で掲載されていたことがわかりました。今のところ、学外への情報漏えいなどは確認されていないということです。

早稲田大学によりますと、先月3日に利用者から個人情報が閲覧できる状態であるとの指摘を受けて問題が発覚したということです。

大学が調べたところ、2020年4月にIDを管理するシステムが変更され、その際に氏名とメールアドレスの一覧が表示されるよう変更されたため、閲覧できる状態になっていたということです。

大学側は今回の指摘があるまで気づかず、2020年4月から設定を変更した先月9日までの4年間にわたって、およそ35万人分の在学生や卒業生ら大学関係者の氏名やメールアドレスが閲覧可能な状態が続いていたということです。

今のところ、学外への情報漏えいや悪用は確認されていないということです。

大学は、国の個人情報保護委員会と文部科学省にも報告したということです。

大学は今回の事態を受けて、「深くお詫び申し上げます。再発防止策を講じるとともに、今後、セキュリティー強化に向けた取り組みを進めてまいります」とコメントしています。