議員をキャリアの一部に 成り手不足解消へ超党派議連 

AI要約

超党派の有志議員らが「議会におけるリボルビングドア推進議員連盟」を設立し、議員をキャリアの一部と位置付け成り手不足解消に取り組む考え。

与野党の国会議員や地方議員が参加し、人材の流動性確保が政治の質向上につながるとの指摘。期間限定政治家の導入で多様な人が政治に参加可能に。

立憲民主党の寺田学議員が会長に就任し、リボルビングドア制度導入による政治改革への期待が高まる。

 超党派の有志議員らは3日、政治家と他の職業を「リボルビングドア(回転ドア)」のように行き来することが当たり前の社会を目指す「議会におけるリボルビングドア推進議員連盟」の設立総会を参院議員会館で開いた。

 職業政治家ではなく、議員を「キャリアの一部」として位置付けることで、成り手不足の解消につなげたい考えだ。

 議連には、与野党の国会議員と地方議員らが参加。会長に就いた立憲民主党の寺田学衆院議員は「人材の流動性確保」が政治の質の向上にもつながると指摘。菅野志桜里元衆院議員は「議員を必ずしも一生の仕事にしない『期間限定政治家』というキャリアがあれば、もっといろんな人が挑戦できる」と語った。