南三陸からテント市に出店 石川・七尾の商店街復興を応援

AI要約

能登半島地震で被害を受けた商店街の復興支援を目指し、宮城県南三陸町の商店街関係者が石川県七尾市を訪れ、海産物などを販売するブースを出店。売り上げは被災地に寄付される。

七尾市の一本杉通り商店街は長い歴史を持つが、能登半島地震による被害で復興が進んでおらず、復興マルシェを開催している。

南三陸町も初めてブースを出店し、宮城県特産のわかめやみそ、かまぼこなどを販売。復興支援の一環として活動している。

 能登半島地震で被害を受けた商店街の復興を応援しようと、東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町の商店街関係者が2日、石川県七尾市を訪れた。テント市「一本杉復興マルシェ」に海産物などを販売するブースを出店した。売り上げは一本杉通り商店街に寄付し、再建を後押しする。

 七尾市中心部にある一本杉通り商店街は400年以上の歴史を持つ。能登半島地震では多くの建物が損壊し、本格営業を再開できていない。市内で2月から月1回、テントを設けて店を出す復興マルシェを開いている。

 この日は、輪島塗の漆器店や地元飲食店などに加え、南三陸町が初めてブースを設置。宮城産のわかめやみそ、かまぼこなどの特産品を並べた。