# 宮城県南三陸町

南三陸町の旧防災対策庁舎が町有化…震災遺構として保存、津波の恐ろしさの伝承活動に利用
2024.07.01

南三陸町の旧防災対策庁舎が町有化…震災遺構として保存、津波の恐ろしさの伝承活動に利用

 東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎が1日、町有化された。庁舎の保存か解体かで遺族や町民の意見が割れていたが、町は震災遺構として保存し、伝承活動に利用することとした。 庁舎は、県が2015年から暫定的に所有・管理してきた。町は津波の恐ろ

「震災の象徴」遺構保存 宮城・南三陸旧防災庁舎
2024.07.01

「震災の象徴」遺構保存 宮城・南三陸旧防災庁舎

 東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎は1日、県から町に所有権が移され、町が管理する「震災遺構」となった。鉄骨3階建て(高さ約12メートル)が骨組みだけの姿となり、津波の猛威をまざまざと示す「震災の象徴」とも呼ばれた旧庁舎。今後は恒久保存され、防災の教

南三陸からテント市に出店 石川・七尾の商店街復興を応援
2024.06.02

南三陸からテント市に出店 石川・七尾の商店街復興を応援

 能登半島地震で被害を受けた商店街の復興を応援しようと、東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町の商店街関係者が2日、石川県七尾市を訪れた。テント市「一本杉復興マルシェ」に海産物などを販売するブースを出店した。売り上げは一本杉通り商店街に寄付し、再建を後押しする。 七尾市中心部にある