一審「社会通念」二審「社会的な意識」でそれぞれ棄却…同性パートナーも『遺族』最高裁で破られた社会の壁
愛知県に住む内山靖英(やすひで 49)さんが、同性パートナーを殺害された事件に関連して『犯罪被害者給付金』を受けるために裁判を起こし、社会の壁に直面する姿が描かれている。
裁判を通じて、最高裁は2024年3月に「受給対象になりうる」との判断を示したが、それまでに「社会通念」と「社会的な意識」によって訴えは却下されるなど、困難な道のりがあった。
内山さんのパートナー殺害から始まる過程や、裁判を通じて直面した問題などが詳細に描かれている。