日本製鉄のUSスチール買収計画、米国以外の規制当局が承認

AI要約

日本製鉄は、USスチールの買収計画が米国以外の全ての規制当局から承認を得たと発表した。

承認を得たのは欧州委員会、メキシコ、セルビア、スロバキア、トルコの規制当局で、英国の規制当局からも追加質問がないことを確認した。

日本製鉄は、米規制当局の承認が得られれば、12月末までに買収を完了する方針。

(ブルームバーグ): 日本製鉄は30日、USスチールの買収計画について米国以外の全ての規制当局から承認を取得したと発表した。

買収を承認したのは欧州委員会、メキシコ、セルビア、スロバキア、トルコの規制当局。英国の規制当局からは、任意に提出した説明資料に関して追加質問がないことを確認したとしている。

日本製鉄の森高弘副社長は、米国以外の全ての審査当局から承認を得られたことで「買収の完了に向けた大きな節目になる」との認識を示した。

米規制当局の承認を含め前提条件が満たされれば、12月末までの買収完了を見込むとしている。

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