米連銀総裁にハマック氏 クリーブランド、金融出身

AI要約

米クリーブランド連邦準備銀行は、ゴールドマン・サックス元幹部のベス・ハマック氏をメスター総裁の後任に選出した。

ハマック氏は30年以上にわたりゴールドマンで勤務し、CFOの有力候補としても注目されていた人物だ。

ハマック氏は連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーとしても活動し、連邦準備銀行で初の女性総裁となる。

 【ワシントン共同】米クリーブランド連邦準備銀行は29日、メスター総裁の後任に金融大手ゴールドマン・サックス元幹部のベス・ハマック氏(52)を充てると発表した。8月21日に就任。メスター氏に続く女性総裁となる。連邦公開市場委員会(FOMC)には、9月から投票権を持つメンバーとして参加する。

 クリーブランド連銀によると、ハマック氏は1993年にアナリストとしてゴールドマンに入社。約30年務め、ブルームバーグ通信によると最高財務責任者(CFO)の有力候補と目された時期もあったという。