旭化成がスウェーデン社買収 1739億円、製薬企業

AI要約

旭化成は、スウェーデンの製薬企業、カリディタス・セラピューティクスを買収し、完全子会社化することを発表した。

買収額は約1739億円で、ヘルスケア領域で収益基盤の拡大を図る狙いがある。

これは旭化成による製薬企業買収として過去最大規模のものとなる。

 旭化成は28日、スウェーデンの製薬企業、カリディタス・セラピューティクス(本社ストックホルム)を買収し、完全子会社化すると発表した。

 7月にTOB(株式公開買い付け)を始め、約118億スウェーデンクローナ(約1739億円)で全株式の取得を目指す。成長分野と位置付けるヘルスケア領域で、収益基盤の拡大を図る狙い。

 旭化成による製薬企業買収では過去最大規模になる。