「ホットケーキ」と「パンケーキ」の違い 似てるけど…どっちかわかる?
パンケーキとホットケーキの違いは、パンケーキが最初に生まれた食べ物であり、パンケーキの名前はフライパンから来ていることが特徴である。
ホットケーキは日本で生まれ、パンケーキとの区別のために名付けられた。現在は呼び方に大きな違いはないが、製造方法や成分に違いがある。
森永製菓が説明すると、ホットケーキは簡単に作れるように、パンケーキはよりふわふわでしっとりした食感になるように工夫されている。
「ホットケーキ」と、よく似た食べ物に「パンケーキ」があります。この2つの違い、説明できますか?
ふわふわでしっとりとした生地に、クリームやフルーツと相性が抜群のパンケーキ。
似たものにホットケーキがありますが、ホットケーキとパンケーキの違いって、みなさん何だと思いますか?
街の人(60代)
「パンケーキはふわふわで、ホットケーキはちょっとかため」
街の人(60代)
「パンケーキって呼び名が最近ではないけど、ホットケーキのほうが古いようなイメージがある」
街の人(20代)
「パンケーキがフルーツとかのっているイメージで、ホットケーキは単体のイメージ」
街の人(20代)
「パンケーキは店」
「ホットケーキは家。プレートとかで焼いたりとか」
「お母ちゃんが焼いてくれるやつ」
ホットケーキとパンケーキの違いは、一体何なのか?両方を商品として販売している森永製菓に教えてもらいました。
森永製菓マーケティング本部
食品マーケティング部
松原千明さん
「一番最初に生まれていたのは、実はパンケーキになります」
味?それとも見た目?ホットケーキとパンケーキの違いは、一体何なのでしょうか?
松原さん
「業界全体としては、歴史の部分が一番の要因かなと思っている」
ホットケーキとパンケーキの違いは歴史?一体、どういうことなのでしょうか?
松原さん
「一番最初に生まれていたのは、実はパンケーキになります。パンケーキの『パン』というのは、フライパンの『パン』になりまして、平たい鍋のことを指している」
パンケーキは、海外で生まれた食べ物。なんと、パンケーキの「パン」は、食べるパンのことではなく、フライパンの「パン」だといいます。
実はこの“パン”が、この2つの違いに重要なのです。
松原さん
「日本には、すでにパン(ブレッド)がありましたので、これと区別するということと、温かいうちに食べるということで、ホットケーキという名称が広まった」
ホットケーキは日本生まれで、パンケーキが日本に入ってきた際に、パンと区別するためにホットケーキと呼ばれるようになったということです。
松原さん
「フライパンで作るもの全般の総称として、パンケーキがありながら、そのうちの一部として、日本育ちがホットケーキになるかなと思います」
街の人(60代)
「そうなんだ。ちょっと頭の中に、忘れない限り置いておきます」
街の人(20代)
「えーすごい」
「一本取られました」
ホットケーキとパンケーキ、現在は呼び方の他に大きな違いはなくなっているそうですが、森永製菓は「ホットケーキはより簡単に作れるように、パンケーキはよりふわふわでしっとりした食感になるように、成分などを変えている」ということです。