いすゞ、小型バッテリEVトラック「エルフミオEV(荷台無架装状態)」の実車を展示中

AI要約

いすゞ自動車は、パシフィコ横浜で開催されている「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展し、小型BEVトラック「ELFmio EV」の実車展示やカーボンニュートラルへの取り組みを紹介。

ELFmio EVはAT限定普通免許で運転できるトラックで、2024年1月に発売された量産バッテリEV。I-MACSを活用してディーゼル車と共通化。幅1695mmの扱いやすいサイズで、積載量は1050kg。

バッテリEVとしては40kWhのバッテリ搭載で、115kmの走行距離、90kWの最高出力、370Nmの最大トルク。普通充電やCHAdeMO方式の急速充電に対応。自動運転への取り組みも展示。

いすゞ、小型バッテリEVトラック「エルフミオEV(荷台無架装状態)」の実車を展示中

 いすゞ自動車は、パシフィコ横浜で5月22日~24日の期間で開催されている「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展し、小型BEVトラック「ELFmio EV(エルフミオEV)」の実車展示のほか、いすゞのカーボンニュートラルへの取り組みなどを紹介している。

 いすゞでは、カーボンニュートラルの実現と、ドライバー不足解決の提案として現在のAT限定普通免許で運転できるトラックとしてELFmio EVを提案。ELFmio EVは2024年1月発売の量産バッテリEV。いすゞの商品開発の基盤である「I-MACS(Isuzu Modular Architecture and Component Standard)」を用いることで、車両の操作系やレイアウトをディーゼル車と可能な限り共通化している。

 ELFmio EVは総重量3.5t未満のモデルとなり、現在の普通免許で運転できるだけでなく、幅1695mmの4ナンバーサイズと扱いやすいサイズであることも特徴。最大積載量は1050kg。

 バッテリEVとしての性能は40kWhのリチウムイオンバッテリを搭載し、1回の充電での走行距離はWLTCモードで115km。モーターの最高出力は90kWで最大トルクは370Nm。充電は普通充電とCHAdeMO方式の急速充電にも対応する。

 展示されたELFmio EVは荷台の架装のない状態のもので、キャブをチルトさせてメカニズムがよく分かる状態で置かれている。走行用バッテリや走行用モーターの場所が分かり、充電ソケットや補機バッテリの場所も確認できる。

 また、そのほかのカーボンニュートラル実現に向けた施策は、パネル展示で説明、さらに自動運転への取り組みもパネル展示している。