LAタイムズ24P別刷り特集「大谷翔平の旅」で花巻東・佐々木監督が米紙に語った「生徒に便所掃除をさせる理由」…大谷フィーバーに沸くロス

AI要約

ロサンゼルス市が大谷翔平選手の実績を称え、5月17日を「大谷翔平の日」に制定しました。

大谷選手は喜びを表し、アメリカで最も偉大な野球選手と称されました。

地元ロスの日本人広告代理店経営者は、大谷選手の活躍に誇りを感じています。

LAタイムズ24P別刷り特集「大谷翔平の旅」で花巻東・佐々木監督が米紙に語った「生徒に便所掃除をさせる理由」…大谷フィーバーに沸くロス

 活躍がとまらないロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。そんな中でロサンゼルス市は5月17日を「大谷翔平の日」に制定した。ロスで22年間広告代理店を経営する日本人・岩瀬昌美氏がその意味を語る。またその前日、ドジャースタジアムで繰り広げられた「大谷翔平フィーバー」の様子もレポートするーー。

5月17日、米大リーグ・ドジャースの本拠地があるロサンゼルス市が大谷翔平選手の実績や日系住民として与えた影響を考慮し、この日を「Shohei Ohtani Day(大谷翔平の日)」に制定しました。5月は米国では、アジア系および太平洋諸島系アメリカ人の功績に敬意を表す「Asian & Pacific American Heritage Month」(アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間)であり、大谷選手の背番号17にちなみ、5月17日になったと言われています。

「大谷翔平の日」制定を受け、ロサンゼルス市庁舎に訪れた大谷選手は「アメリカでもっとも偉大な野球選手」と紹介された後「今日この日を迎えられたことを、私自身すごくうれしいですし、私自身にとってすごく特別な瞬間です」と述べました。

 私もここロスに広告代理店を創設して20年になるロス市民ですが、大谷選手の活躍を心より誇りに思っています。私にとって今でも忘れられないのが2021年、コロラド州デンバーのクアーズフィールド開かれたMLBオールスターのホームラン競争、大谷選手の代名詞である「it’s SHO time」が球場のスクリーンに映し出され、まるで「大谷選手のためのお祭り」かのごとく盛り上がりました。

 広告代理店として多くの日本人メジャーリーガーの挑戦を見てきた者としても、イチローを遥かに凌駕する熱狂っぷりには大変驚きました。一方でもしダイバーシティやアジア人に対する理解がここまで深まっていない10年前だったら、MLBがこれほど大谷選手に入れ込んではいなかったのではないかと思います。いずれにせよ最近ではアジア人をめぐる話題といえば、韓国のK-POPや、中国の爆買いばかりだったので、なんとなく存在感の薄い在米日本人としては、あのホームラン競争の様子には大変歓喜しました。