ドジャース・大谷 初回奇襲バント安打 ロバーツ監督「機転利かせたいいプレー」

AI要約

ナ・リーグ ドジャースがダイヤモンドバックスを6-4で破り、大谷翔平が注目を集めた。試合前には地元WNBAの選手と対面し、注目を集めた。

初回にバントで内野安打を決めた大谷は、3回には四球を選び、チームの得点に貢献。ロバーツ監督も大いに称賛した。

大谷は2年ぶりのバント安打を記録し、チームの攻撃を活性化させた。試合後の笑顔も印象的だった。

ドジャース・大谷 初回奇襲バント安打 ロバーツ監督「機転利かせたいいプレー」

 ◇ナ・リーグ  ドジャース6-4ダイヤモンドバックス (2024年5月20日 ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷は今季初のサヨナラ安打から一夜明け、バント安打で意表を突いた。

 初回1死の1打席目。初球をバントで三塁寄りに転がすと、俊足を飛ばして投手内野安打とした。強打を警戒する相手の裏をかき、ロバーツ監督は「私でも驚いた。三塁手の守備位置などを把握し、機転を利かせたいいプレー」と感服。続けて10点満点の採点を問われると「2点かな。でも結果は10点だ」とおどけて笑いを誘った。

 昨年のWBCでも決めたが、公式戦では22年4月以来、2年ぶりのバント安打。得点には結びつかなかったが、3回は四球を選び、続くフリーマンの満塁本塁打につなげた。指揮官も「翔平はよく球を見た。理想的な攻撃を展開できた回だった」とご満悦だった。

 

 試合前には女子プロバスケWNBAの地元ロサンゼルス・スパークスに所属するキャメロン・ブリンクと対面した。スタンフォード大から24年のドラフト1巡目で指名された22歳の逸材は大谷と同じ1メートル93の長身で、同僚のリッケア・ジャクソンと始球式を行い大きな拍手を浴びていた。