マッチが水素エンジンで激走!! 久々のレーシングカーで最新技術体感 モリゾウさんとのタイム争いがガチだった

AI要約

KONDOレーシングの近藤真彦監督が富士24時間レースで水素エンジンカローラに乗り復帰するニュースについて。

マッチの20年ぶりのレース参戦やテスト走行の成績について。

予選日に向けての期待や注目が集まる状況について。

 KONDOレーシングの近藤真彦監督が富士24時間レースで現役復帰する。いや、現役引退を明確にはしていないから復帰というのは実は正しくないのかもしれない。しかも今回はなんと水素エンジンのカローラに乗るっていうんだからもう驚きすぎてビックリ!!事前テストでマッチの激走をキャッチしたのでお届けしよう!!

 文:ベストカーWeb編集部/写真:Noriaki MITSUHASHI / N-RAK PHOTO AGENCY、塩川雅人(ベストカーWeb)

 近藤真彦監督、いやマッチが富士24時間レースでレーシングドライバーとして復帰する。それも日産育ちのマッチが、モリゾウさんがオーナーを務めるルーキーレーシングの水素エンジンカローラに乗るっていうんだからビックリだ。

 モリゾウさんとの劇的タッグで生まれたこのコラボは間違いなく富士24時間レースの目玉だ。

 ベストカーの取材に「もうレースを走るだけでドキドキするのにさ、ましてや水素エンジンだもの。このワクワクする気持ちは本当に久しぶりだし貴重な機会をいただきました」と語っていたマッチ。

 約20年ぶりのレース参戦は往年のファンにとってもかなりのビッグニュースだろう。そもそもは「マッチが日産のスーツを着て水素カローラに乗ったら楽しいよね」という会話のなかで生まれたビッグプロジェクト。

 トヨタ、ルーキーレーシング、日産、ニスモと関係各所のOKが出てのコラボは歴史的出来事だろう。やっぱりメーカー関係なく盛り上げていこうという動きはベストカーとしても激しく応援していきたい。

 ST-Qクラスに参戦する32号車は水素エンジンを搭載したカローラ。水素を直接の燃料にするだけにせかい中から注目が集まるパワーユニットでもある。

 そんな32号車に乗るマッチさんだが、事前に行われたテストでは富士スピードウェイを2分11秒で走り抜けた。石浦宏明選手や佐々木雅弘選手などからデータロガーを分析してアドバイスをもらいつつ、テスト走行を続行。

 最終的にはなんと2分2秒654を記録。参考までにモリゾウさんの記録は2分2秒038だからもうすぐモリゾウさんに追いつけるほどまでタイムを縮めた!!

 関係者筋によると「マッチは予選では絶対勝ちに来るからね、警戒してます」とモリゾウさんは語ったといい、富士24時間の予選日となる2024年5月24日は超注目だ!!