マイクロソフトがAI高速処理対応の新パソコンを発表「コパイロット+PC」…6月18日発売

AI要約

米IT大手マイクロソフトが新しいパソコンシリーズ「コパイロット+PC」を発表した。このパソコンは、画像生成や即時翻訳などのAI機能の高速処理に適しており、予約は20日から受け付け開始、発売は6月18日予定。

「コパイロット+PC」は、米クアルコム製の最新半導体を搭載し、1秒間に40兆回以上の処理が可能。MSの対応パソコン「サーフェス・ラップトップ」は税込み20万7680円からで、従来機より90%高速処理が可能。

新機能「リコール」を搭載し、画面上の時間軸を巻き戻すとこれまで閲覧したウェブサイトやメールなどが遡って表示され、目的のサイトやメールを開くことができるようになる。

 【ニューヨーク=小林泰裕】米IT大手マイクロソフト(MS)は20日、画像生成や即時翻訳など、AI(人工知能)機能の高速処理に適したパソコンの新シリーズ「コパイロット+PC(プラスピーシー)」を発表した。20日から予約を開始し、6月18日に発売する。

 「コパイロット+PC」は、米クアルコム製の最新半導体を搭載し、1秒間に40兆回以上の処理ができるのが特徴。MSの対応パソコン「サーフェス・ラップトップ」は税込み20万7680円から。従来機より約90%高速処理が可能で、充電なしで最大約20時間の動画再生ができるという。デルやHPなどからも対応パソコンが発売される。

 「コパイロット+PC」には、パソコン上で一度見たものをAIを使って調べる新機能「リコール」も搭載される。画面上の時間軸を巻き戻すと、これまでに閲覧したウェブサイトやメールなどが遡って表示され、目的のサイトやメールを開くことができるようになるという。