食品容器環境美化協会 SNSで「ごみ拾い」を投稿 記念日制定で「アダプト」世界発信

AI要約

公益社団法人食品容器環境美化協会は、アダプト・プログラム記念日を記念したオンラインイベントを開催中。

アダプト・プログラムは市民と行政が協力して清掃活動を行う取り組みであり、食環協が1990年代から推進してきた。

イベントはSNSを活用し、世界中の参加者がごみ拾い活動を投稿できるものであり、WORLD CLEANUP DAY 2024とも連携している。

食品容器環境美化協会 SNSで「ごみ拾い」を投稿 記念日制定で「アダプト」世界発信

公益社団法人食品容器環境美化協会(田中美代子会長、食環協)は、9月29日の「アダプト・プログラム記念日」制定を記念し、科学技術の力で環境問題の解決を目指すピリカと連携し、SNSを活用したごみ拾いオンラインイベントを10月14日まで行っている。

アダプト・プログラムは、市民と行政が協働で清掃活動するまち美化プログラム。アダプトとは英語で「○○を養子にする」の意味。公共の一定区画を養子にみたて、市民・企業・ボランティア団体等が清掃し、行政がこれを支援する制度。

飲料メーカー6団体で構成する食環協は、「まち美化・環境美化」活動の一環として1990年代からこの活動を推進してきたが、この取組みをより広く知ってもらうため、1997 年9月29日に「第1回アダプト・プログラム制度研究会」が開かれたことから、9月29日を「アダプト・プログラム記念日」とし、日本記念日協会にも登録された。

ごみ拾いSNS「ピリカ」は、世界最大規模のごみ拾いプラットフォームで、現在132の国と地域で累計3.7億個のごみが拾われている。イベントはアプリをダウンロードし、ごみ拾い活動を投稿、発信するもので、イベントには世界中どこからでも参加できる。このイベントは世界同時開催される「WORLD CLEANUP DAY 2024」とも連携し、国内外の清掃活動の促進を目指している。