ロールスロイス、映画『007/ゴールドフィンガー』60周年を祝う、名脇役の1937年製『ファントム』に敬意

AI要約

ロールスロイス・モーターカーズは、ジェームズ・ボンドの映画『007/ゴールドフィンガー』の60周年を祝った。ファントムIIIという特別な車がその象徴として活躍し、その歴史的な重要性をアピールした。

ファントムIIIは、ロールスロイス初のV12エンジンを搭載し、特別なモデルだった。また、映画の中では金の密輸シーンで使用され、強烈な存在感を放っていた。

ロールスロイス・モーターカーズのCEOは、ファントムがブランドの永遠のミューズとして位置づけられ、60周年を迎えることの意義を強調した。

ロールスロイス、映画『007/ゴールドフィンガー』60周年を祝う、名脇役の1937年製『ファントム』に敬意

ロールスロイス・モーターカーズは、ジェームズ・ボンド主演の映画『007/ゴールドフィンガー』の60周年を英国で祝った、と発表した。

劇中で悪役オーリック・ゴールドフィンガーが使用した1937年型ロールスロイス 『ファントムIII』は、金の密輸に利用され、その存在感を強く印象付けた。

ファントムIIIは、ロールスロイス初のV12エンジンを搭載し、7.3リットルエンジンから165hpを出力する当時としてはパワフルなモデルだった。このモデルは、創設者ヘンリー・ロイスが1933年に亡くなる前に開発した最後の車でもあり、ロールスロイス史における特別な存在だ。

ロールスロイス・モーターカーズのクリス・ブラウンリッジCEOは、「1964年のジェームズ・ボンド映画『007/ゴールドフィンガー』でファントムが鮮烈な銀幕デビューを果たしてから、60周年を迎えた。このモデルは、私たちのブランドの永遠のミューズでもある」とコメントした。

映画『007/ゴールドフィンガー』では、オーリック・ゴールドフィンガーが手下のオッドジョブの運転するファントムIIIでヨーロッパ中を駆け巡り、金を密輸するシーンが描かれている。この車は、2トンの18金で作られ、イギリスからスイスに金を密輸するために使用された。

ロールスロイス・モーターカーズは、英国ウエスト・サセックス州グッドウッドに本社を構えるラグジュアリー自動車メーカーだ。2023年には史上最高となる6000台超の販売を記録した。