【もはや革命】[新型スペーシアギア]の2トーン激変!! 低重心に見える技が見事

AI要約

新型スペーシアギアは外観の低重心が特徴で、ツートーンカラーの塗り分け方が一新されている。

新型はヒドゥン・ルーフと呼ばれるデザイン手法を採用し、上半身を目立たなくすることで低く見せる効果を生み出している。

全9色展開のうち6色がツートーンであり、6色どれを選んでもルーフ部分はガンメタリックになる。

【もはや革命】[新型スペーシアギア]の2トーン激変!! 低重心に見える技が見事

 ついに登場した新型スペーシアギア。「どこが変わったん?」とか思ってないだろうか。しかし比べてみると段違い。新型は見た目の「低重心」がポイントなのよ!

 文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄、ベストカーWeb編集部

 N-BOXジョイを追撃しようとわずか1日の差で登場したスズキのスペーシアギア。先代も大ヒットしただけに新型もそのイメージを踏襲してはいるが、いろんな点が新しくなっている。

 なかでも注目したいのが、ボディのツートーンカラーだ。この手法は先代にもあったが、比べてみると新型はその「塗り分け方」が違う。

 旧型のスペーシアギアは、もともとケーブルカーのゴンドラのようなイメージがあり、クルマを横から見ると、前後2枚のドアだけが目立つような塗り方だった。ドアの前後にあるAピラーや荷室部分はあえて黒く「落として」いたのだ。

 いっぽう新型は別の作戦だ。これまたクルマを横から見ると、窓の下端でボディを上下に分け、その下半分だけをカラフルに塗っている。いっぽう上側の窓やルーフはすべてガンメタリックに塗り、目立たなくしている。

 この塗り方はいわゆる「ヒドゥン・ルーフ」というデザインだ(ヒドゥンは「隠れた」という英語)。クルマの上半身をあえて黒く目立たなくすることで見た目の重心を下げ、クルマを低く見せる効果を生んでいるのだ。

 スペーシアギアは全高が1.8mにもなるスーパーハイトワゴンだから、この効果は絶大といえるだろう。

 ちなみに新型スペーシアギアは9色展開で、そのうち6色がツートーン。その6色どれを選んでも、ルーフ部分はガンメタリックとなる。いっぽう「モスグレーメタリック」「ピュアホワイトパール」「ブルーイッシュブラック3」の3色だけはモノトーンで、ルーフとピラーも同色ペイントだ。

 アクティブさに加えて低重心なスポーティさも増した新型スペーシアギア。その印象をぜひディーラーで確認してほしい。