独政府、VWへの支援策を検討中=経済相

AI要約

ドイツ政府が自動車大手フォルクスワーゲン(VW)に対する支援策を検討中であるとハーベック副首相が述べた。

ハーベック氏はVWの重要性を強調し、人員削減に関してはコメントを避けた。

政府は電気自動車販売不振への対策も検討しており、VW内で人員削減の見方があるとの報道もある。

独政府、VWへの支援策を検討中=経済相

[フランクフルト/ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのハーベック副首相兼経済・気候保護相は19日、政府が自動車大手フォルクスワーゲン(VW)に対する支援の方策を検討中であると語った。

ハーベック氏はニーダーザクセン州パーペンブルクで記者団に対し、「VWはドイツにとって極めて重要だ」と話した。VWの人員削減に関する雑誌記事についてはコメントを控えた。

同氏は20日、同州エムデンにあるVWの工場を視察する。

複数の政府関係者によると、経済省は電気自動車(EV)の販売不振への対処方法について検討を進めている。

経済誌「マネジャー・マガジン」は、VWの社内の一部に、ドイツ国内で中期的に推計3万人(約10%)の人員削減が必要との見方があると伝えた。情報源は明らかにしなかった。