スイス時計「ジラール・ペルゴ」が日本との絆を表現!? ダイヤルに伝統色“藍色”をあしらった100本限定モデルの魅力とは

　コンスタン・ジラールがラ・ショー・ド・フォンに工房を開いて数年後の1860年には、彼の義弟であるフランソワ・ペルゴが横浜にオフィスを開設し、日本とジラール・ペルゴとの歴史がスタートしました。

　1864年にはスイスと日本との間で初の修好通商条約が結ばれており、今年は国交樹立160周年という意義深い年となります。

　そんな親密な関係から、これまでにも多くの日本限定モデルを手掛けてきたジラール・ペルゴですが、今回はメゾンを代表するコレクションのひとつ「ロレアート」のジャパンリミテッドとして、文字盤を日本の伝統色である“藍色”に染めて日本との深い絆を表現しています。

　古来から日本人に愛され、“ジャパンブルー”とも呼ばれる藍色の「ロレアート」は2つのモデルで展開し、それぞれ100本のみの限定モデル。

　ひとつめ「ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション」（258万5000円 消費税込）は、グラン・フー エナメル仕上げの文字盤が美しい光沢を放つモデル。

　藍色の粉末をディスクに吹き付けたのち焼成する、というプロセスを、5回から10回ほど繰り返すという非常に手間のかかる工程で作られており、もちろん途中で亀裂や気泡が入ってしまえば、やり直しに。

　こうした匠の技術と忍耐とによって作られた文字盤には、サンレイ モチーフ ギョーシェ仕上げも施され、シンプルな3針の背景でその色と光沢を存分に楽しむことができます。

　ケースはスティール製で、ロレアートらしさを演出する円形の台座とその上八角形というおなじみのフォルムは、形状だけでなくサテンとポリッシュという仕上げ分けにおいても優雅なコントラストを生み出しています。

　もうひとつの「ロレアート クロノグラフ 藍色 ジャパン リミテッド エディション」（280万5000円 消費税込）は、藍色の文字盤にクル・ド・パリ装飾を施したクロノグラフ。

　こちらのケースは軽さや対腐食性といった機能性も魅力のグレード5チタン製となっており、同じくロレアートのアイコニックなケースがチタンならではの落ち着いた光沢で光ります。

　ムーブメントは、自社製自動巻きキャリバー GP3300を搭載。クロノグラフのダイヤルはブラックであり、藍色とのスポーティな対比を生み出します。

　どちらのモデルもシースルーバックから眺めるムーブメントの装飾も大きな見どころ。

　日本におけるスイス時計の歴史そのものであるジラール・ペルゴ。日本らしい藍色モデルがその長い歴史を美しく記念します。

●製品仕様

「ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション」

・価格（消費税込）：258万5000円

・限定数：100本限定

・「Special Edition of 100 pieces」のエングレービング入り

・ケース素材：スティール、ポリッシュ／サテン仕上げ

・ケース径：42.00mm

・風防：無反射加工サファイアクリスタル

・文字盤：サンレイ モチーフ ギョーシェ仕上げのグラン・フー ブルー エナメル

・防水性：100m（10気圧）

・ムーブメント：GP01800-1730 機械式自動巻きムーブメント

・パワーリザーブ：約54時間

・ストラップ：スティール、ポリッシュ／サテン仕上げ

「ロレアート クロノグラフ 藍色 ジャパン リミテッド エディション」

・価格（消費税込）：280万5000円

・限定数：100本限定

・「Special Edition of 100 pieces」のエングレービング入り

・ケース素材：チタン、ポリッシュ／サテン仕上げ

・ケース径：42.00mm

・風防：無反射加工サファイアクリスタル

・文字盤：「クル・ド・パリ」模様のブルーとブラックの文字盤、蓄光塗料（グリーンの光）を塗布した「バトン」型インデックス

・防水性：100m（10気圧）

・ムーブメント：GP03300-0141 機械式自動巻きムーブメント

・パワーリザーブ：約46時間

・ストラップ：チタン、ポリッシュ／サテン仕上げ