東京23区の新築マンション価格 4ヵ月連続で1億円超え 中央区、港区で高額物件が販売で
東京23区の新築マンション価格が4カ月連続で1億円超え、8月は1億3948万円に達し、過去最高水準となりました。
人手不足による供給不足から中央区や港区で高額物件が販売され、価格は60%以上上昇しました。
首都圏全体でも価格は30%以上上昇し、不動産経済研究所は供給不足が価格を押し上げていると分析しています。
東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格が、4カ月連続で1億円を超えました。
不動産経済研究所によりますと、8月に販売された東京23区の新築マンションの平均価格は、1戸当たり1億3948万円でした。
4カ月連続の1億円超えで、8月としては過去最高水準だということです。
人手不足などで着工や完成時期が遅れて供給戸数が去年よりおよそ60%(59.8%)減る中、中央区や港区で高額物件が販売されたことなどから、価格は60%以上(62.2%)上昇しました。
また、首都圏の平均価格も去年より30%あまり上昇し、9532万円でした。
不動産経済研究所は「供給が少ない中で高額住戸が軒並み売れていて、価格を押し上げている」と分析しています。