ブリヂストン、インディカーの独占タイヤサプライヤー契約を2030年まで延長

AI要約

ブリヂストン アメリカス インクはファイアストンブランドタイヤの独占タイヤサプライヤー契約を2030年まで延長した。

インディカーシリーズはフォーミュラカーレースであり、INDY500などのレースにファイアストンブランドタイヤが使用されている。

サステナブルなタイヤ技術を実証する取り組みや次世代育成カテゴリーのサポートも含まれている。

ブリヂストン、インディカーの独占タイヤサプライヤー契約を2030年まで延長

 ブリヂストンの米国グループ会社であるブリヂストン アメリカス インクは9月12日(現地時間)、NTT INDYCAR SERIESのオフィシャルタイヤとしてファイアストンブランドタイヤの独占タイヤサプライヤー契約を5年間延長し、2030年まで継続すると発表した。

 インディカーシリーズは北米最高峰の伝統的なフォーミュラカーレース。シリーズを代表するレース「INDY500」の第1回開催は1911年まで遡り、その記念すべきレースの勝者はファイアストンブランドタイヤを装着していた。2024年はファイアストンブランドタイヤの独占供給25年目を迎え、今回の契約延長では2023年から支えているインディカーシリーズの次世代育成カテゴリーにあたるINDY NXT by Firestoneも2030年まで継続サポートすることが含まれる。

 なお、インディカーシリーズでは2022年からグアユール由来の天然ゴムを使用したレースタイヤをストリートサーキット開催レースで導入し、サステナブルなタイヤ技術を実証。その後も再生資源・再生可能資源の活用を進めており、同社では「走る実験室」としてサステナブルなグローバルモータースポーツ活動強化に取り組んでいる。