米小売売上高0.1%増 8月、2カ月連続プラス

AI要約

米国の8月の小売売上高は前月比0.1%増の7107億7300万ドルで、市場予想を上回った。自動車・部品を除いた売上高は0.1%増となり、業種別では雑貨店や無店舗小売りが増加した一方、ガソリンスタンドや電化製品は減少した。

全体の前年同月比で売上高は2.1%増加し、自動車・部品を除いた売上高も2.3%増加した。市場の予測を上回る結果となった。

売上高の増減には業種別の動向や自動車関連の影響がある。今後も市場の動向に注目が集まる見通し。

 【ワシントン共同】米商務省が17日発表した8月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比0.1%増の7107億7300万ドル(約100兆円)だった。プラスは2カ月連続。0.2%程度の減少を見込んだ市場予想を上回った。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0.1%増えたが、伸び率は予想を下回った。

 業種別では、雑貨店が1.7%、インターネット通販などの無店舗小売りは1.4%それぞれ増えた。ガソリンスタンドは1.2%減り、電化製品は1.1%減だった。

 全体の前年同月比は2.1%増えた。自動車・同部品を除いた売上高は2.3%増だった。