8月のコメ取引価格が過去最高値に 猛暑による品質の低下や南海トラフ地震の臨時情報発表などで需要増える
8月のコメの取引価格が、過去最高値をつけていたことが分かりました。
8月の主食用コメの価格は2023年より500円以上高く、1万6133円で、過去最高値となりました。
猛暑や南海トラフ地震の影響で需要が増加し、価格が上昇したが、今後は新米の出回りにより価格が落ち着く見込みです。
8月のコメの取引価格が、過去最高値をつけていたことが分かりました。
農林水産省は、JA全農をはじめとする出荷団体が主食用のコメを卸売業者などに販売する際の価格について、8月は2023年より500円以上高く、1万6133円だったと発表しました。
比較可能な2008年以降、8月としては過去最高値です。
猛暑による品質の低下や南海トラフ地震の臨時情報発表などで需要が増えたことが、価格に影響しました。
一方、坂本農林相は17日、今後のコメの価格について、新米の出回りにより「コメの流通が進めば、一定の価格水準に落ち着いてくる」との見解を示しています。