トランプ氏、SNS株の売却否定 討論会後に急落
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領はSNS「トゥルース・ソーシャル」の株式売却を否定。
株価は10日の討論会後に急落し、売却観測もあるが、トランプ氏は売るつもりはないと表明。
運営企業の株価は続落し、注目が集まる状況。
【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は13日の記者会見で、自身が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」の運営企業の株式売却を否定した。運営会社の株価は、10日行われた民主党候補のハリス副大統領との討論会後に急落。上場後、早期の売却を禁じる期間が来週中に終了することもあり、トランプ氏の判断が注目されている。
トランプ氏は会見で、SNSを創設した理由を「自分の声を封じられたくなかったからだ」と説明。その上で「多くの人は私が株式を売るだろうと考えているが、売るつもりはない」と明言した。
運営企業の株価は討論会翌日の11日、前日比で10.5%下落。12日も続落した。