ジヤトコ・ホダカが量産へ、「電動アシスト自転車」の機能

AI要約

ジヤトコは、自転車メーカーのホダカと電動アシスト自転車の量産で覚書を結び、2025年に市場投入を予定している。

ジヤトコ製ドライブユニットは自動車の技術を活かしたリアハブユニットで、健康管理にも活用できる特徴がある。

ジヤトコは他にも韓国のMYVELOとも電動アシスト自転車の開発で協業をしており、ビジネスの拡大が期待されている。

ジヤトコは、自転車メーカーのホダカ(埼玉県越谷市)とジヤトコ製ドライブユニットを搭載した電動アシスト自転車の量産で覚書(MOU)を結んだと発表した。電動アシスト自転車の試作モデルを公開。試作モデルを基に量産につなげ2025年をめどに市場投入する予定だ。今後、認証取得や販売促進などでも協業していく。

ドライブユニットは自動車の電動パワートレーン(駆動装置)技術を生かし、電動アシスト自転車用にモーターと変速機を一体にしたリアハブユニット。コンパクトで設計の自由度が高く、スマートフォンのアプリケーションとの連携で健康・運動管理などにも活用できる。今後、同ユニットをホダカに供給し電動アシスト自転車の量産に取り組む。

ジヤトコは3月に韓国のMYVELO(マイベロ、順天市)とも電動アシスト自転車の開発で協業している。ジヤトコの小川英二常務執行役員は「多様な独自ブランドを持つホダカとの協業で、ビジネスの拡大が期待できる」としている。