メタプラネットが3億円分のビットコイン追加購入、合計保有数398.832BTCに

AI要約

東証スタンダード上場企業メタプラネットが、ビットコインの追加購入を発表。今回の購入額は3億円相当で、総保有数は398.832BTCとなった。

新株予約権行使により、メタプラネットはビットコインの購入資金を調達。ビットコイン市場との関係性が強化されている。

メタプラネットはビットコインの専門メディアとの提携やビットコインイニシアチブに積極的に参加しており、ビットコイン関連事業に注力している。

メタプラネットが3億円分のビットコイン追加購入、合計保有数398.832BTCに

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、新たにビットコインの追加購入を実施したことを9月10日発表した。なお同社が前回追加購入を発表したのは8月20日だ。

今回メタプラネットが追加購入したのは3億円相当のビットコイン。購入枚数は38.464BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は7,799,501円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は、398.832BTCとなった。なおこの総数の購入価格は37.5億円で、1BTCあたりの平均購入価格は9,402,463円。前回は9,573,556円だった。

なお記事執筆時点でビットコインの価格は、8,130,508.08円となっている(9/10 14:20 コインマーケットキャップ調べ)。

メタプラネットは9月9日、経営陣による第11回新株予約権行使を表明。これにより同社代表取締役社長のサイモン・ゲロヴィッチ氏、取締役COOの阿部好見氏、CFOの王生貴久氏の3名から合計で2億9,970万円を調達していた。この調達金についてはビットコインの購入に充当すると伝えらえれていた。

なお行使される新株予約権の個数は、18,166,930個。割当および行使個数は540,000個(2.97%)となっている。株式の交付日は、一般投資家が株式を受け取るのと同時期で、各行使者の交付株式の保有方針は、長期保有であることも口頭で確認しているとのことだ。

メタプラネットは8月6日、株主割当による新株予約権の無償発行にて最大100億超の資金調達を行い、そのうち85億円をビットコインの購入に割り当てる予定だと発表している。

また直近で同社は、国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードとの提携を発表。これによりSBI VCトレードは、同社法人向けサービス「SBIVC for Prime」にて、メタプラネットのビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始するとした。

その他メタプラネットは先月7月26日、2012年創刊のビットコインの専門メディアBitcoin Magazine(ビットコインマガジン)と覚書(MOU)を締結し、同メディアの日本版となる「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権を取得。続けて同月31日には、ビットコインの導入と統合をグローバルに促進することを目的としたイニシアチブBitcoin for Corporations(ビットコイン・フォー・コーポレーションズ)」への創設メンバーとしての参画を発表している。

なお同イニシアチブを立ち上げたのは、上場企業で最もビットコインを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)とビットコインマガジンである。