「乗り合い」エアポートシャトルにAI活用、羽田・成田路線で運行開始

AI要約

NearMe(ニアミー)の子会社、SmartShuttle(スマートシャトル)は9月12日、東京エリアでの「エアポートシャトル」のシェア乗りサービスの運行を開始した。

ニアミーは、1台のタクシーを複数組でシェアする「ライドプーリング」によって移動の課題に取り組み、スマートシャトルを設立した。

スマートシャトルは、AIを活用し羽田・成田路線で運行し、次の当たり前の乗り方を提案することを目指している。

「乗り合い」エアポートシャトルにAI活用、羽田・成田路線で運行開始

NearMe(ニアミー)の子会社、SmartShuttle(スマートシャトル)は9月12日、東京エリアでの「エアポートシャトル」のシェア乗りサービスの運行を開始した、と発表した。

ニアミーは、移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーであり、スマートシャトルはその新しい移動体験を追求するために設立された。

ニアミーは、1台のタクシーを複数組でシェアする「ライドプーリング」によって、既存のアセットを活用しながら輸送量を質の観点から高めることを目指している。独自のAIを活用し、タクシー事業社と連携してサービスを展開してきた。今年に入ってスマートシャトルを設立し、運行管理や日々の運行業務への理解を深めるため、運行事業を開始した。

スマートシャトルは、羽田・成田路線と東京エリアで運行事業を展開する。運行実績をもとに、特許を保有する独自AIを活用し、更なる利便性を追求したサービスの開発や、利用者の要望に応じたサービスの改善を図る。また、乗務員の働き方や業務改革など、サービス提供側の課題把握および解決も目指している。

社名の「SmartShuttle(スマートシャトル)」は、シェア乗りサービスの提供開始当初に用いていた言葉であり、モビリティの領域において、次の当たり前の乗り方になることを目指している。テクノロジーの力で様々な移動の課題を解決し、シェア乗りの社会実装に向けた運行事業を展開する。

ニアミーは、移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が自由に移動できる社会を実現することをミッションに掲げている。リアルタイムの位置情報を活用し、地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームを目指し、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタートしている。2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立している。この技術を活用し、街中相乗りサービスなどを展開している。