パナ、五輪の最高位スポンサー契約終了

AI要約

パナソニックホールディングス(HD)は、12月末でIOCとの最高位スポンサー契約を終了することを発表しました。

同社は1987年から五輪のスポンサー契約を結んでおり、最高位のワールドワイド公式パートナーも務めていました。

パナソニックHDは事業の変化に伴い、スポンサーシップの在り方を検討し、契約を終了することを決定しました。

 パナソニックホールディングス(HD)は10日、12月末で国際オリンピック委員会(IOC)との最高位スポンサー契約を終了すると発表した。

 同社は松下電器産業時代の1987年から五輪のスポンサー契約を結び、2014年からはパラリンピックでも最高位のワールドワイド公式パートナーを務める。

 パナソニックHDは14年2月から長期パートナー契約を結んでおり、今年12月末が契約期限だった。同社は「経営環境や業容の変化に応じてスポンサーシップの在り方を検討する中で判断に至った」とのコメントを発表。注力分野を家電などの一般消費者向けから、車載電池など法人向けに移す中、事業との関連性が薄くなったと判断したとみられる。