独シーメンス、NY州に米国初の高速鉄道車両工場建設へ
シーメンスが米国初の高速鉄道車両工場を建設し、300人の雇用を創出
2026年からブライトライン・ウエストが運営する高速鉄道車両の製造を開始
高速鉄道は全長350キロを2時間10分で結び、2028年のロサンゼルス五輪前の完成を目指す
[チューリヒ 9日 ロイター] - ドイツの機械・エンジニアリング大手シーメンスは9日、米ニューヨーク州に6000万ドルを投じ、ロサンゼルス-ラスベガス間の高速鉄道を走行する車両の製造工場を建設すると発表した。
ニューヨーク州ホースヘッズの新工場は約300人の雇用を創出し、シーメンスにとって米国初の高速鉄道車両工場となる。
予定では、ブライトライン・ウエストが運営する高速鉄道を走る車両「アメリカン・パイオニア220」の製造を2026年から開始する。
高速鉄道は全長350キロを2時間10分で結ぶ。2028年のロサンゼルス五輪前の完成を目指している。