世界モバイルゲーム売上高、Top100に中国35社 miHoYoの「ゼンレスゾーンゼロ」好調:24年7月

AI要約

センサータワーが発表した2024年7月のモバイルゲームパブリッシャー売上高ランキングによると、中国企業が35社ランクインし、20億ドルの売上高を記録した。

上位3社はテンセント、ネットイース、miHoYoで、それぞれの売上高が前月比で伸びていることが報告された。

特にmiHoYoは新作アクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」の世界同時配信が成功し、数十億ドル以上の売上を達成している。

世界モバイルゲーム売上高、Top100に中国35社 miHoYoの「ゼンレスゾーンゼロ」好調:24年7月

米調査会社センサータワーがこのほど、2024年7月のモバイルゲームパブリッシャー売上高ランキング(App StoreとGoogle Play)の上位100社を発表した。中国からは35社がランクインし、売上高の合計は20億ドル(約2800億円)と上位100社の37%を占めた。

中国企業の上位勢の顔ぶれは前月と変わらず。1位のテンセント(騰訊)は売上高を前月比で6%伸ばした。「王者栄耀(Honor of Kings)」の売上高が26%増となったほか、「PUBG MOBILE」や「勝利の女神:NIKKE」などが海外で伸びた。

2位のネットイース(網易)は売上高を前月比で26%伸ばした。「Naraka: Bladepoint」のベータ版や「逆水寒(Justice)」、「夢幻西遊(Fantasy Westward Journey)」、「第五人格(Identity V)」など人気タイトルが好調だった。

3位のmiHoYo(米哈遊)は売上高を前月比で10%伸ばした。7月4日に世界同時配信されたアクションRPG 「ゼンレスゾーンゼロ」は、配信初週のダウンロード数が中国や米国、日本、韓国、ブラジルなど27市場で1位となった。miHoYoはこれまでに「原神」や「崩壊:スターレイル」など売上高が数十億ドル(数千億円超)に上る人気タイトルを輩出している。

*1ドル=約142円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)