リニア「西尾工区」約5年半遅れる見通し…愛知県春日井市内のトンネル工事 地質の問題で工期を2030年1月までに

AI要約

JR東海はリニア中央新幹線の西尾工区で工期が5年半遅れることを発表しました。

地質がもろい部分が見つかったため、工期延長が必要となりました。

工事では工法の変更などが行われ、2024年から2030年に完了予定であることが明らかになりました。

リニア「西尾工区」約5年半遅れる見通し…愛知県春日井市内のトンネル工事 地質の問題で工期を2030年1月までに

 JR東海は9月9日、愛知県春日井市で工事が進んでいるリニア中央新幹線の「西尾工区」について、当初の工期から5年半ほど遅れると発表しました。

 JR東海は、春日井市のリニア中央新幹線「西尾工区」で想定よりも地質がもろい部分が見つかったとして、当初は2024年9月末までとしていた工期をおよそ5年半遅らせ、2030年1月までとすると明らかにしました。

 西尾工区のトンネルの全長およそ4.5キロのうち7割ほどの掘削は終わっていますが、一部で従来のダイナマイトを使う工法から、断面を徐々に広げる工法に変更したということです。

 JR東海は地元の住民向けの説明会を年内にも開くとしています。