「フラガール」のハワイアンズ、米ファンドが買収へ TOBに賛同
AI要約
福島県いわき市の温泉施設スパリゾートハワイアンズが、米投資ファンド傘下で経営改善を図るためにフォートレス・インベストメント・グループによる株式公開買い付け（TOB）を受け入れることが決定した。
フォートレスは常磐興産の全株取得を目指し、TOB開始日を10日として1株あたりの買い付け価格を1650円に設定した。TOB成立後、常磐興産は上場廃止となる。
この買収により、常磐興産の経営体制やサービス内容が改善されることが期待される。
「フラガール」で知られる福島県いわき市の温泉施設スパリゾートハワイアンズが、米投資ファンド傘下で経営改善に乗り出す。米フォートレス・インベストメント・グループが9日、ハワイアンズの運営会社「常磐興産」に対して株式公開買い付け（TOB）を実施すると発表。同社が賛同した。
フォートレスは東証スタンダード上場の常磐興産の全株取得をめざし、10日にTOBを開始する。1株あたりの買い付け価格は6日の終値より約33%高い1650円に設定した。10月24日まで実施する。TOB成立後、常磐興産は上場廃止となる。
