米国債利回り、雇用統計控え4日連続で低下=欧州時間

AI要約

米国債利回りが欧州時間6日に4営業日連続で低下した。10年債利回りは3.708%と8月5日以来の低水準に低下し、2年債利回りも低水準となった。

米雇用統計の発表を控え、投資家は9月の米利下げの幅を注視しており、0.25ポイントか0.5ポイントかが焦点となっている。

ストラテジストは市場が雇用統計後に米国利下げ幅をどう見極めるかが重要であると指摘している。

米国債利回り、雇用統計控え4日連続で低下=欧州時間

Amanda Cooper

[ロンドン 6日 ロイター] - 米雇用統計発表を控え、欧州時間6日の米国債利回りは4営業日連続で低下している。

指標10年債利回りは夜間に一時2.5ベーシスポイント(bp)低下し、8月5日以来の低水準となる3.708%を付けた。欧州時間序盤の取引では2bp低下の3.712%となっている。

2年債利回りは2.5bp低下し3.7268%と、2023年5月以来の低水準となった。

ペッパーストーンのストラテジスト、クリス・ウェストン氏は、雇用統計後に投資家は9月の米利下げ幅が0.25ポイントになるか0.5ポイントになるか、さらに見極めることになりそうだと述べた。