「究極エコカー」BMWとトヨタ、部品を共同開発 課題は進まぬ普及
AI要約
BMWとトヨタ自動車が水素を使って走る燃料電池車（FCV）の主要部品を共同開発することを発表。
2028年に量産型FCVを生産予定で、FCVは二酸化炭素を出さずに走行し、環境に優しいとされている。
BMWのCEOは、FCVの普及が近い未来になるだろうと述べている。
ドイツのBMWは5日、トヨタ自動車と、水素を使って走る燃料電池車（FCV）の主要部品を共同開発すると発表した。BMWは、この部品を載せた量産型FCVを2028年に生産する。走行中に二酸化炭素を出さず「究極のエコカー」とも言われるFCVだが、電気自動車（EV）に比べて普及は大きく遅れているのが実情だ。
「多くの人々がFCVを求める時代の幕開けとなる」。BMWのオリバー・ツィプセ最高経営責任者はトヨタとの共同開発について、こう語った。
両社が共同開発するのは、燃料の水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出すシステムだ。トヨタが26年の実用化を目指している、新しいシステムの開発に参加。部品調達面でも協力する。バッテリーや水素タンクなどの他の部品は独自に開発する。
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