日経平均は続落で寄り付く、円高を嫌気 ハイテク株弱い

AI要約

日経平均は前営業日比511円36銭安の3万6536円25銭で続落。ドル/円の円高進行を受けて、一時600円超安に下げ幅を拡大。

米国市場で主要3指数はまちまちだったが、ナスダック総合は下落し、半導体関連やハイテク株が弱い展開。主力株も軟調で、半導体関連やファーストリテイリング、ソフトバンクグループが小安い。

日本製鉄は、バイデン政権が米鉄鋼大手USスチール買収計画を阻止する方針を示す見通しで小安く推移している。

日経平均は続落で寄り付く、円高を嫌気 ハイテク株弱い

[東京 5日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比511円36銭安の3万6536円25銭と、続落してスタートした。ドル/円の円高進行を嫌気する動きが先行している。寄り付き後、一時600円超安に下げ幅を拡大した。

米国市場で株価の主要3指数はまちまちだった一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合は下落しており、半導体関連やハイテク株は弱い。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。半導体関連は東京エレクトロンなど総じて弱い。指数寄与度の高いファーストリテイリングは軟調。ソフトバンクグループは小安い。

バイデン米政権が国家安全保障上の懸念を理由による米鉄鋼大手USスチール買収計画を阻止する方針を近く発表する見通しと伝わった日本製鉄は小安く推移している。