シャープ堺工場の一部取得検討 積水化学、次世代電池を生産

AI要約

積水化学工業が、8月に稼働を停止したシャープの大阪・堺工場の一部取得を検討している。次世代技術として注目が集まる「ペロブスカイト太陽電池」の生産拠点として利用することを目指している。

ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、折り曲げられるのが特長。積水化学は2025年の事業化を目指し、開発を進めている。

 積水化学工業が、8月に稼働を停止したシャープの大阪・堺工場の一部取得を検討していることが4日、明らかになった。

 次世代技術として注目が集まる「ペロブスカイト太陽電池」の生産拠点として利用することを目指す。かつて太陽電池工場だった部分などが対象となりそうだ。

 ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、折り曲げられるのが特長。積水化学は2025年の事業化を目指し、開発を進めている。