東京おもちゃショー2024「プラレール リアルクラス」に寝台特急も

AI要約

東京おもちゃショー2024は国内最大のおもちゃの見本市イベントで、今年は192社が約3万5,000点のおもちゃを展示した。

タカラトミーのプラレールが65周年を迎え、E8系などの新製品が展示された。BANDAI SPIRITSの超合金シリーズも注目を集めた。

プラレールの新製品は便利なオールインワンセットであり、E8系やビッグステーションなど魅力的なアイテムが揃っている。

東京おもちゃショー2024「プラレール リアルクラス」に寝台特急も

国内最大規模となるおもちゃの見本市イベント「東京おもちゃショー2024」(主催 : 一般社団法人日本玩具協会)が、8月29日から9月1日まで東京ビッグサイトで開催された。今年は国内外含め計192社による約3万5,000点のおもちゃを展示。8月29・30日はバイヤーズデー、8月31日と9月1日はパブリックデーに分かれ、ホビー業界関係者・一般来場者両方の注目を集めた。

当記事では、国内おもちゃメーカー大手のタカラトミーで65周年を迎えた「プラレール」など、鉄道ホビーを専門に見ていく。BANDAI SPIRITS「超合金」シリーズで監修中の製品も展示された。

■今年で生誕65周年、プラレールからE8系など登場

まずは、今年で65周年を迎えた「プラレール」の展示商品を紹介。3月16日から山形新幹線で運行開始した新型車両E8系の入った「連結! E8系つばさ&トミカアーチ踏切セット」(価格6,380円。発売中)は、このセットだけですぐに遊べるオールインワンセットとなっており、限定カラーのS字レールも付属している。在来線区間に実在するアーチ踏切を含め、駅や情景パーツも同梱。遮断桿も可動する。「プラレール」は手ころがしでも遊べるが、電動の走行・ギミックには、それぞれに対応した乾電池が必要となる。

セットに入っているE8系は連結仕様となっており、実車同様、E5系と連結できる。異なる2編成が連結して走る姿は、実車もプラレールも見ていて楽しい。その際、牽引される側の動力車は電源を切り、単3形乾電池を抜いておくことをおすすめする。

会場展示の中には、9月28日発売予定の「レバーでアクション&サウンド! ビッグステーション」(価格8,800円)を中心に据えたレイアウトも見られた。この駅では、さまざまなレバーによる駅設備の操作と、90種類のサウンドでプラレール運転を楽しめる。地上線向けにY字ポイントレールも2本付属。高架駅にもレールを置けるほか、組み換えて長いホームにすることもできるので、遊び方次第で無限に夢が膨らむだろう。