ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安

AI要約

東京株式市場で、ファーストリテイリングの株価が軟調に推移している。前日の業績発表にも関わらず、相場全体の影響で値下がりしている状況。

ファーストリテイリングは8月のユニクロ国内既存店売上高で好調な成績を収めたが、株価はマイナス圏に進んでおり、騰落に注目が集まっている。

8月の売上は前年比25.3%増加し、気温の影響で夏物や新商品の販売が好調だった。しかし、投資家は株価の動向を慎重に見守っている。

ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安

[東京 4日 ロイター] - 4日の東京株式市場で、ファーストリテイリングが軟調に推移している。一時、2.3%安の4万5890円まで下落した。前日に公表された8月のユニクロ国内既存店売上高は堅調だったが、「今日の相場全体の軟調な動きが影響している。月次売上の内容からは株価がプラスに転じてもおかしくなく、騰落を注意してみておきたい」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

同社は3日、8月のユニクロ国内既存店売上高が前年比25.3%増加したと発表した。客数は18.4%伸びた。気温が高く、夏物や新商品の販売が好調だった。客単価は5.8%増だった。