大手百貨店、全社増収 高額品好調で 8月

AI要約

三大百貨店が8月の売上高で増収を達成。特に高級ブランド品が好調で、台風の影響も限定的だった。

三越伊勢丹HDが11.0%、大丸松坂屋が6.8%、高島屋が6.2%の伸び率を記録。免税売上高も拡大した。

訪日客の購入額も増加し、各店舗で順調な売り上げを確保している。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)など大手百貨店3社が2日発表した8月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比で増収となった。

 高級ブランドのバッグや宝飾など高額品が好調だった。台風10号により、閉店時間の繰り上げや臨時休業をした店もあったが、影響は限定的だった。

 伸び率は三越伊勢丹HDが11.0%、大丸松坂屋百貨店が6.8%、高島屋が6.2%。訪日客の購入額を示す免税売上高は、高島屋が約1.5倍となるなど各社とも拡大した。