BMW初代「8シリーズ」レストモッド、「858 CSL」が世界初公開!M5のV10を移植

AI要約

カリフォルニア州モントレーで開催された「Legends of the Autobahn」イベントで世界初公開されたBMW初代「8シリーズ」をレストモッドした究極のワンオフモデル「858 CSL」。新しいカーボンファイバー製のボディパネルや5.8L V10エンジン搭載など、豪華仕様で注目を集めた。

初代8シリーズは1990年に登場し、2018年に第2世代が復活。E31型は生産中止になったが、そのスタイルは今もなお人気が高い。

エンジン、ボディパネル、ホイールなどに至るまで、細部に渡りカスタマイズされた858 CSL。500ps以上の最高出力や6速MTとの組み合わせにより、圧倒的な性能を誇る。

BMW初代「8シリーズ」レストモッド、「858 CSL」が世界初公開!M5のV10を移植

BMW初代「8シリーズ」(E31型)をレストモッドした、究極のワンオフモデルが、カリフォルニア州モントレーで開催された「Legends of the Autobahn」イベントで世界初公開された。Rein Speed Shopによってレストモッドされた初代8シリーズは、「858 CSL」と命名。いくつかの新しいカーボンファイバー製のボディパネルを装備し重量を軽量化している。また、新設計のフロントおよびリアバンパー、幅広の箱型フェンダーフレア、特注のヘッドライト、ベント付きボンネットも備えている。V8及びV12エンジンを廃止、「 M5」E60世代の5.0L V10を5.8Lに拡大して搭載

初代8シリーズは、1990年に登場、10年間製造され生産終了となったが、2018年に第2世代として復活した。初代「E31」は、販売不振で生産中止となったが、その洗練されたスタイルは今でも伝説となっている。

Rein Speed Shopによってレストモッドされた初代8シリーズは、「858 CSL」と命名。いくつかの新しいカーボンファイバー製のボディパネルを装備し重量を軽量化している。また、新設計のフロントおよびリアバンパー、幅広の箱型フェンダーフレア、特注のヘッドライト、ベント付きボンネットも備えている。

特注のアルミホイールには、オリジナルのBMWセンターキャップが採用され、純正のスタイルを強調しながらも、独自の工夫を凝らした、さりげないスタイルアップグレードが完成している。

このワンオフモデルでは、オリジナルのエンジン(V8及びV12)を廃止、「M5」E60世代の5.0L V型10気筒に置き換えている。しかし、Rein Speed Shopは、このままでは満足せず、排気量を5.8Lに拡大、ストロークを長くして、6速MTと組み合わせることに成功、これが「858 CSL」と呼ばれる起源だ。

レイン氏は、改良エンジンのスペック詳細を明かしていないが、BWMが2005年から2010年まで販売した最初のE60では、最高出力500ps、最大トルク520Nmを発揮、850iの最高出力300psはもちろん、850 CSiが搭載するV12エンジンの375psさえ上回っている。今回は排気量も拡大されているため、500ps以上は間違いなく発揮、オリジナルを圧倒するだろう。